昨秋から放送されたNHK連続テレビ小説『スカーレット』で、ヒロインの相手役の十代田八郎役で大注目を浴びた松下洸平。
今まではあまりメディアで観たことが無かった松下洸平ですが、最近はバラエティ番組にも出演しています。
爽やかイケメンでまさに朝ドラに相応しいですよね。
この記事では、そんな松下洸平の経歴や出演作品などについて紹介します。
松下洸平の経歴
生年月日は1987年3月6日生まれで現在33歳。出身は東京都。俳優でシンガーソングライター。
幼いころから画家である母の元で油絵を、中学からはダンスを始めています。
美術系の高校に進学して油絵を専攻。
高校3年生の時に見た映画『天使にラブ・ソングを2』に感動して「歌手になる!」と歌手を志し、高校卒業後は専門学校東京ミュージックアンドメディアアーツ尚美ヴォーカル学科へ進学。
2008年より自作曲に合わせて絵を描きながら歌う「ペインティング・シンガーソングライター」の洸平として都内および関東近郊でライブ活動を行っていました。
1曲歌いながら1枚の絵を描き上げるというパフォーマンスであり、スプレーアートが中心だったようです。
同年6月から3ヶ月連続で配信限定シングルをリリースした後、11月にシングル「STAND UP!」でCDデビューを果たしました。
ニッポン放送「THE ラジオパーク 2008 in 日比谷」のイメージソングとして採用されています。
2009年には子供番組『Beポンキッキ』(BSフジ)のエンディングに出演し、オリジナル楽曲「おはよう おやすみ」が挿入歌として使用されています。
また、『TV LIFE』『PATi☆ACT』などのWebや雑誌でイラストやポエム作品の連載を担当しました。
メジャーデビュー後間もなく、ミュージカルのオーディションの話があり、2009年のBROADWAY MUSICAL『GLORY DAYS』で初めての舞台出演を果たしました。
舞台出演を機に「どうしても芝居を続けたい」との思いが芽生え、翌2010年5月に所属事務所をキューブに移籍しあわせて芸名を本名の松下洸平へと改めています。
俳優に専念するために音楽活動を一時休止して舞台・ミュージカルを中心に俳優として活動を開始しています。
その後、俳優活動の合間を縫って自身の活動の原点と語る音楽制作を再開。
2016年7月にはYouTubeチャンネルを一般公開し、自ら映像編集したミュージックビデオを配信、また年1回のペースでライブを開催しています。
出演作品は?
舞台やミュージカルを中心に出演しています。
2018年に三部作最後の1作となる山田洋次監督の映画を舞台化した『母と暮せば』に出演し、同作での演技により平成30年度(第73回)文化庁芸術祭の演劇部門にて新人賞を受賞しています。
また同作とミュージカル『スリル・ミー』での演技により、第26回読売演劇大賞にて優秀男優賞ならびに顕著な活躍をした新人に贈られる杉村春子賞を受賞しています。
そして、2012年1月には『もう誘拐なんてしない』でテレビドラマ初出演、同4月期に『もう一度君に、プロポーズ』で連続ドラマ初レギュラー出演を果たしています。
2015年の「サントリーオールフリー レモン&ライム」のテレビCMでは黒木華と共演しています。
2019年にはフジテレビ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』、『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜 』第3話に出演しています。
そして同年にオーディションで射止めた朝ドラ『スカーレット』に出演しています。
スカーレットでは役作りで苦労したようです。
まずは、関西弁です。東京都出身の松下は耳で覚えようと「YouTubeでダウンタウンの動画を忙しい時間の合間を縫って見ていたと話しています。
そして、左利きを右利きに変えたようです。
左利きだっため「ひたすら右でご飯を食べ続けるっていう。3か月くらいかかったと思います」と松下。
「だから、今でもたまに(食べようとして)あれ、どっちだっけってなります」と話しています。
絵や歌も上手で演技もできるなんて今後も舞台だけでなくドラマや映画、音楽などさらに活動の幅を更に広げていくことは間違いなさそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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