コロナウイルスが社会問題としてメディアで取り上げられるようになってから、1ヶ月半ほどが経ちました。
しかし今現在も、コロナウイルスの猛威は収まる気配がなく、広がり続ける一方です。
そんな中、マスクの高額転売が話題になっています。
中には、メディアの取材に対して「マスクだけで100万円儲かりました」と嬉しそうにこたえている転売屋もいたとのこと。
マスクを買い占め、定価の数倍の価格を付けて、販売している転売ヤーが許せない人も多いでしょう。
世間の声を受けて、メルカリなどの各サービスも規制を厳しくしています。
そのような状況で、転売ヤーはどのような行動をとっているのでしょうか。
メルカリでのマスクの出品禁止!
マスクの高額転売の場として、最も利用されていたのがメルカリです。
メディアに取り上げられる際もほとんどがメルカリの画像でした。
誰でも気軽に利用しやすく、利用する人も伸び続けているので、売る側からしたら最も売りやすいでしょう。
問題になった当時は、高額で出品している出品者に対してのコメント欄が荒れ放題、つるし上げ状態になっていて私も驚きました。
しかし、家電やコレクショングッズの高額転売と違って、マスクの買い占めは命に関わることですし、モラルに違反していることは間違いないので、言われても仕方ないと思います。
メルカリでは、既に規制が強化されていて、出品削除やアカウント停止措置を容赦なく行っています。
アカウント停止になった場合は、「余っていたため、出品していた」「友人に頼まれて代理で出品していた」など、転売目的でないことを訴えても解除されることはありません。
そのような状況もあってか、現在ではメルカリにおいて、高額マスク転売ヤーは存在しません。
コロナウイルスが落ち着くまでは、メルカリでのマスクの高額転売は不可能とみて間違いないでしょう。
ヤフオクは?
ヤフオクは、メルカリほどスピード感をもってマスク転売の規制を進めているわけではありません。
しかし、先日発表があり、3月14日以降からマスクの出品を禁止する事との事です。
ネット上には、「今すぐ規制してほしい」「なぜ14日まで猶予があるのか」などの声が上がっています。
在庫を抱えた転売ヤーからしたら在庫を掃くための猶予期間があるので、助かったという気持ちでいる事でしょう。
転売ヤーはどうする?
メルカリでの販売が制限された今、転売ヤーはこぞってヤフオクで出品しているようです。
ヤフオクでも3月14日から規制が強化されるという背景もあってか、投げ売り状態での出品が目立っています。
大量に買い占め、まだ在庫を持っている転売ヤーは焦っていることでしょう。
早く在庫をさばきたい転売ヤーへの妨害行為ともとれる、入札も多くみられています。
これは明らかに買う気がないですよね。笑
モラルに反した転売を行った、しっぺ返しとも言えるのかもしれませんね。
しかし、投げ売り状態である今、本当にマスクが必要な人へ行きわたるチャンスともいえるので、妨害をしている入札者にも問題があると思います。
許せない転売ヤーに嫌がらせをする前に、本当に困っている人のことを考えるべきでしょう。
まとめ
マスク転売の現在の状況と、今後の転売ヤーの動きについて予測しました。
現在はメルカリでの出品ができず、ヤフオクに関しても3月14日には規制が強化されるという事で、在庫を抱えた転売ヤーは焦っており、投げ売り状態です。
この投げ売り状態のタイミングで本当に必要な方へマスクが行きわたることを願っています。
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