元AKB48で実業家の川崎希が20日、ブログを更新し、ネット上で川崎や家族への誹謗中傷をした女性2人への刑事告訴を取り下げると報告しました。
今年3月初旬、川崎がネットの掲示板で誹謗中傷を受け弁護士や警察に相談したことが明らかになりました。
この記事では、誹謗中傷がいつから始まったのか、具体的な内容について解説します。
誹謗中傷をした女性2人はどんな人物?
AKB48元メンバーの川崎希を侮辱する内容をネット掲示板に書き込んだとして、警視庁は、大阪府の医療事務員の女(45)と山形県の主婦の女(39)を侮辱容疑で3日に書類送検しました。
原宿署によると、2人は昨年4月8~9日、それぞれ自分のスマートフォンを使い、子育て中の女性向け情報サイト「ママスタジアム」の掲示板に嫌誹謗中傷の書き込みを投稿。
調べに対し、事務員は「やり過ぎた。私も女性として気分が悪くなるのはわかります」、主婦は「匿名でばれないと思った。二度としない」と供述しているようです。
川崎は同月、東京地裁に対し、この掲示板の書き込みについて投稿者の情報を運営会社に開示させるよう求め、認められました。
昨年10月に警視庁に相談し、その後告訴していました。
犯行動機や掲示板に書き込んだ内容は?
犯行動機についてはどうやら川崎の夫であるアレクサンダーのブログにメッセージを送れなくなったことに腹を立てたことだったようです。
情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、この川崎の家族に対する誹謗中傷の具体的な内容について放送されました。
川崎によると、誹謗中傷の書き込みや嫌がらせ行為が目立ち始めたのは約3年前だといいます。
3年以上にわたって不妊治療に取り組みやっと妊娠した彼女のもとには祝福の声ばかりではなく、「本当は妊娠していないくせに嘘をつくな」、「流産しろ」といった目を覆いたくなるようなメッセージが毎日届いていたそうです。
さらに出産後には、「子供を虐待している」と子供を巻き込んだ掲示板への書き込みが目立つように。
その他にも「自宅で待ち伏せをしよう」、「着払いで荷物を送りつけよう」、海外に渡航している時には「放火のチャンス」などと掲示板で呼びかける書き込みもあったようだ。
また実際に自分たちが利用しているレストランや店に身に覚えのないクレームを入れられたり、「無銭飲食をしている」、「店のものを盗んでいる」など嫌がらせの書き込みは膨大な数だったといいます。
おそらく今回は特に目立っていた2人の女性が特定されていますが、他にも多くの人が誹謗中傷をネットに書き込んだり嫌がらせ行為をしたりしていたようです。
もしかしたら自分も特定されて告訴されるのでは…なんて怯える日々を送っていた人もいるのではないでしょうか。
毎日家族の安全が脅かされるのではと不安でたまらない日々を送っていたのは被害者である川崎本人であることを理解しないといけないと思いますが。
書類送検された2人は、お互いに面識はなく、それぞれが匿名で書き込んでいたようです。
まず年齢を見て驚きました。
そして掲示板は「子育て中の女性向けサイト」というのですからもしかした2人には守るべき子どもがいるのかもしれません。
母親であってもそうでなくても人を傷つける行為を平気でしてしまうのですから本当に残念ですね。
告訴を取り下げた理由は?
川崎は、2人を罰してもらうことが望みではなく、悪意ある書き込みにはそれが匿名掲示板であっても手続きを踏めば情報開示も可能で、刑事事件として刑罰を科される可能性があることを広く知ってもらうことが目的だったと説明しています。
現状を踏まえるとその目的は十分に果たせており、今回の一件が今後の悪質な書き込みへの抑止にも働くと考え、「今回の刑事告訴はここで取り下げるということにしました」と示しています。
一方で川崎は「もし、今後も、私や家族に対する名誉毀損や侮辱、家族の安全を脅かすような書き込みがなされれば、法律の手続に従って対処していく考えに変わりはありません」とも述べており、今後も同様のケースが起きたときは法的措置も辞さない考えを明らかにしています。
今回の川崎が声を上げたことで、誰が書き込みをしているのか簡単に特定できることや、逮捕される可能性があることが分かりましたね。
ネット掲示板で誹謗中傷を面白半分で書き込む人も多くいると思いますが書き込まれた相手を心身ともに追いつめていることを知らなくてはなりませんね。
また、芸能界だけでなく自分の身の回りでも身近に起こっているということを、多くの方が受け止めなくてはならないですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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