女優の松本穂香主演の青春映画「君が世界のはじまり」が今夏に公開されることが決定しました。
3月31日にティザービジュアル、場面写真、イメージクリップが解禁。松本は、閉鎖された地方に生きる高校生を演じます。
松本穂香はどんな女優なのでしょうか。
この記事では、松本穂香の経歴や出演作についてみていきます。
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松本穂香の経歴や出演作品
生年月日は1997年2月5日。現在23歳。
大阪府出身。中学ではバレーボール部に所属。
高校時代に演劇部に所属。
松本はインタビューで
「クラスでも目立つタイプじゃなくて、手を挙げて発言することもなかった。でも、舞台では振り切って自分を出せるというか、そういう感覚があって楽しかったんです。」
と高校時代のことを語っています。
また、演劇部では「冷凍のマグロ」が主役の舞台を行ったそうです。
大阪ならではなんでしょうか、とてもユニークな脚本ですよね。
松本は主役のマグちゃんを演じ、被り物をしてピンクのリボンを着けたとのこと。
高校2年生の時に連続テレビ小説『あまちゃん』を観て女優を志しました。
そして高校在学中に芸能事務所フラームのオーディションに自ら応募し合格しフラームに所属しています。
2015年1月に動画公開されたロッテの商品とのコラボレーションによる短編映画シリーズ『LOTTE SWEET FILMS』の第2弾「MY NAME」に初めて出演し、女優としてデビューしました。
同年3月公開の『風に立つライオン』で長編映画デビューを果たしています。
一方で、高校卒業まで、大阪から新幹線で上京してオーディションを受ける日々が続いていたようです。
高校卒業後、2015年9月に「東京で頑張るしかない」と意を決して上京。
担当マネージャーが有村架純と同じことから「有村架純の妹分」のキャッチフレーズで女優として本格的に活動を開始しました。
翌2016年1月期のフジテレビ系月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で、有村が演ずる主人公が勤める介護施設の同僚役を演じて有村と初共演し、連続ドラマに初出演。
同年3月30日に、『ヨミガエラセ屋』で舞台に初出演して主役を務めました。
2017年度前期のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』でオーディションを経て念願だった朝ドラへの初出演を果たし、ここでもヒロインの有村と再共演しました。
有村演じるヒロイン・谷田部みね子の同僚・青天目澄子役を演じています。
「おかっぱ頭にメガネ姿で食いしん坊の女の子」という個性的なキャラクターで脚光を浴び、ブレイク候補の1人として一躍注目を集めました。
2017年には少年画報社『ヤングキング』10月23日号で初めて漫画誌の表紙に載っています。
2018年1月神木隆之介と共演したauのCMシリーズ「意識高すぎ!高杉くん」への出演で「なんだこの美人は!」と話題になり、注目を集めました。
2018年7月期のテレビドラマ『この世界の片隅に』で主人公のすず役に抜擢され、連続ドラマ初主演を果たしました。
なんと応募者約3,000人のオーディションの中から選ばれています。
2018年9月には初のフォトブック『negative pop』を刊行しています。
同年末には、同年に輝いた女性としてファッション誌『VOGUE JAPAN』により「VOGUE JAPAN Women of the Year 2018」に選出されています。
2018年冬季に伊藤健太郎とともに、JR SKISKIのCMキャラクターに採用されています。
2019年9月公開の映画『おいしい家族』にて長編映画で初主演を務めています。
監督のふくだももこから「誰にも似てない、唯一無二の魅力がある」「今の女優にいないタイプ」との評を受けています。
同年11月公開の『わたしは光をにぎっている』、翌2020年3月公開の『酔うと化け物になる父がつらい』と主演作の公開が相次いでいます。
角川春樹監督の生涯最後の監督作品と位置づけられる2020年10月公開予定の『みをつくし料理帖』で主演を務めます。
『君が世界の始まり』とはどんな映画?
そして、今回ビジュアルが公開された今夏公開映画『君が世界の始まり』で主演を務めるのですが、監督はふくだももこ。
ふくだとは『おいしい家族』以来2度目のタッグとなります。
主人公はサッカー部のナリヒラくんに一目惚れしたことで親友の琴子とすれ違うようになる高校2年生の「えん」です。
劇中では彼女を中心に、大阪の端っこにある寂れゆく町でくすぶる高校生たちの、危うくはかない青春が描かれます。
えん役の松本は
「私たちはずっと、何かに向き合いながら、苦しみながら生きてきた。そんな当たり前のことに救われる気がする。だから大丈夫。私たちは大丈夫。ダサくても痛くてもいい。だから伝わるものがある。そんな気持ちでこの作品に挑みました」
とコメントしています。
ふくだは「この映画が、どこへも行けない、何にもなれない、そんな風に思っている誰かの、はじまりのきっかけになればいいと願っています」と語っています。
まとめ
透明感溢れ、独特な雰囲気を醸し出している女優の松本穂香。
今年公開される主演映画が3本もあるということで期待が高まりますね。
今後も彼女の活躍を応援したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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